種子法廃止
こんにちは。
私はいくつかのブログやニュースサイトをRSSリーダーに登録をしていますが、その中で種子法についてちょっと書かれていたものがあったので良い機会なので話題にさせて頂きます。
植草一秀氏の
植草一秀の『知られざる真実』というブログにある
という記事です。
一応お断りを入れさせていただくと、
私は植草一秀氏の 考え方に全面的に賛成をするものではありませんし、安倍政権がどうのとか、誰々がどうだとかそんな話は論じるつもりはありません。
話題にしたい部分はそこでは無いのでそういう部分をことさら論うような事はしませんし、ブログ内で色々紹介されている本もいくつかしか読んだ事が無いので特に触れません。
しかし、「水」・「種子」・「教育」これらがとても大切なものであるという事は自明です。
上記で言われているように「私たちの命と未来を支える根源的なもの3つ」という物にするかどうかはそれぞれの考え方があるでしょうが、
この3つのうちどれが欠けても重大な危機に陥るという事は想像に難くありません。
また、上記ブログで言われているように
「民営化」「グローバル化」とは自由競争という名の強者が弱者から搾取する新しい種類の利権に他なりません。
日本では今実際に、
・水源のある土地を買い占める外資企業・外国籍企業・外国人がいます。
・本年4月1日に種子法が廃止されます。
・震災復興といいながら大規模経営型の農地へと作り直し、農業ができるのは農業法人ばかりで、元々の農家さんにプレハブ小屋に住まわせ続けている状況もあります。
どれも、直接的に大きく現状が変わってしまう。というような出来事ではないかも知れません。
しかし、そういう流れの中で少しずつこの国が侵されているという認識を多くの人が気づかなければならないと思います。
日本人の国民性として、「ながれに任せる」「空気を読む」と言うものがありますが、これは良い面と悪い面があります。
「他人の話」「国レベルの話でしょ」では済みません。
ご自身の預金がいつの間にか流出しているのと同じだけの危機感を持つべきだと私は感じています。
まずは手始めに「種子法廃止」「モンサント社」を調べてみてください。
また、浅学菲才な私です。
皆さんがご存知の中で興味深いもの、勉強になる事があったら是非コメント等で御教示いただければ幸いです。
E3
以下追記(平成30年1月30日)
少し前の記載ですが、こちらもRSSリーダーに登録させていただいている種屋さんのブログです。
以前拝見した記憶はありましたが、探す事ができたので載せさせていただきます。
あとはこういうお話も
本題は種子法に絡めて「グローバル化」って良い物なの?
という提言でしたが、追記に伴って自分自身でも少し考えさせていただきました。
私自身の現時点での考えでは、
・種子法自体は戦後、食料の安定供給を目的に制定されていたのもで、必ずしも現代に合致したものではない。
・稲作は日本の文化的基盤であるので、全てを民間にしたら良いというものでもない。
・現状の農家を自由競争に入れたら呑まれてしまうのではないかという危惧がある。
・大手企業だけではなく、小規模でもその地域に根ざした在所の作物や作り手を大切にしたい。
ということで、廃止される「種子法」に代わり、小規模の農家、伝統の種子等を保つ仕組みがあれば良いのではないかと考えます。
勿論、そこで生まれるものが新たな利権とならないようにする必要があるとは思いますが、グローバル化の名のもとに価値観を押し付ける社会が広がって行くよりは、もっと地域や文化の多様性を大切にする社会としたいと思っています。
E3