自然に生かされる生活…を目指す百姓未満ブログ

太陽と大地、山川海宇。報恩感謝

平成30年 ジャガイモ始動 (ちょっと遅い?)

 

こんにちは。

更新が滞りがちですが、三日坊主とせず、細々とやっていきたいと思ってます(笑)

 

さて、先日までちょこちょこと畑に行って畝立てをして来ましたが……まだ全部は終わってません(爆)

 

でも、お天気は待っていてはくれません。

日本各地で「春一番」が吹荒れましたが、風が止んだタイミングでジャガイモの「浴光育芽」をはじめました。

 

本当ならもう少し早くからやっても良かったのですが、植え付けのタイミングの概ね一月前となるようにちょっと遅めのスタートです。

 

え?植付を早くすればいいじゃないかって?

 

その通りです。

 

しかし、今回は都合が合わず少し遅めの4月初旬を想定していました…orz

 

(後から調べて、今回の品種は植え付けは早目が良いとの事なので、様子を見て早めにするかもしれません)

 

と、いう事で気を取り直して備忘録がてら「ジャガイモ」の栽培方法、今後の計画なんかを書いて行こうと思います。

 

ジャガイモ栽培の作業手順

 0、用土・畝、栽培品種

 1、浴光育芽

 2、芋切り

 3、植え付け

 4、芽かき

 5、培土

 6、収穫

 

 

0、用土・畝、栽培品種

 弱酸性の用土が適しており、植え付け前には少し深めに耕起すると良いよう。

ナス科のため連作不適ですが、ネギとの輪作で何とかやってみようと目論んでます。

なお、ネギとの輪作では自動的に耕起されているので事前の耕起も今回が最初で最後となる予定です。

 

 品種は今回「シンシア」というものに挑戦します。

滑らかな食感で煮崩れしにくく「男爵とメークインのいいとこ取り」といわれるみたいで味が非常に楽しみです。

栽培の特徴としては

・休眠期間が長く秋作には向かない。

・肥大性が強いので密植ぎみに栽培するほうがよい。

・植付後の高温は発芽および生育不良の原因となる為、植付時の気温に注意。

・後半急激に塊茎が肥大するので、収穫のタイミングに注意。

・風の強い地域では茎が折れやすいので、防風対策を行なう。

 

というのがあるようです。

…さっそくやってしまった!!

先述しましたが、浴光育芽の状況次第では早めに植え付けも考えないといけませんね。

 

1、浴光育芽

 ネットを見ると様々な意見が見られます。

日光に当てると良いとか、陰干しが良いとか。

…間逆やないかい!!

 

 もう少し調べて見ると、「浴光催芽」と「浴光育芽」というものがあるよう。

でも、場合によっては「芽だし」の事をこういう風に呼ぶとなっている事もあり二つに差異は無いとも書かれていました。

 

 仕方ないのでもう少し調べると

 

・「浴光催芽」というのは種芋を老化させて芋の着生を早める早堀りの技術。

・「浴光育芽」というのは低温、強光で強い芽を育てて出芽を促進する技術。

 

との事です。

んで、今回私がやりたい(ちょっと出遅れてるけど)のは

「浴光育芽」ですね。

注意事項は20℃以上にしないという事ですね。

夜間は取り込むと書いているところもありますが、この時期では極端な低温にはならないので放置で良いかも(適温は5~20℃)

一週間に1回はひっくり返すとなっていますが、場合によっては今回早めに植え付けになるので、2、3日でひっくり返えそうかと思います。

 

ちなみに、今回種芋を箱から取り出したら、見事に「白い芽」が……orz

 

これも調べて見ると「とりあえずそのままでOK」的な意見も多いのでそのまま行くことに。

まぁ、休眠から覚めている合図でもあるので結果オーライと考えましょう。

経過は追って載せられればと思います。

 

ここからは未来の手順

 2、芋切り

 もともと、一つ50g程度の種芋だと切る事もないのですが、今回の芋は大きめでひとつ150gはありそうなのと、出来るだけ多く種芋を増やしたいので切る事とします。

この切り方も色々な方法があるようで

 ・頂部を通過するように切り分ける(一般的)

 ・頂部を切り落とす(!!)

 ・へそを切り落とす(??)

それぞれに理由があるようですので今回は色々と試そうかと思います。

切る頃に追記しますのでしばしお待ちください。

ちなみに切ってから植付までは4、5日程度陽にあてて切り口をコルク状にする「キュアリング」という事をさせてから植えつけます。

 

 3、植え付け

  これはこだわりですので、無施肥で植えつけます。

  耕起は今回だけ(の予定)スコップで適当にザクザクやって均して終わりかな?

  それと植えつけ方には、芽が上か下か、深めか浅めか等、いろんな話があるようですね。

  今回は切り方もそうですが色々経験が大事ですので両方やってみようかと思います。

  どちらにしても、浅植えの被覆5cm程度で植えたところが少し盛り上がる程度とする予定です。

畝幅は約1mで株間30cmの2条植えですが、多分種芋が足らない予感(汗)

 

4、芽かき

  芽が出てきたら芽かきをします。

  出芽後2週間位・茎長が15~25cmが目安?

一株2~3本仕立てが基本。まぁ、シンシアは密植気味という事なので3本にしようかな。

 

で、ここからが大事。

今回は種芋が足りなくなる事が予想されています。

それなので、欠いた芽を植えつけてみようかと思います。

植え付けは谷底植えで株間は15cm

 

どれくらい出来るかわかりませんが試したいと思ってます。

 

 5、培土

   芽かきが終わったら徐々に土寄せですね。

  ジャガイモ作りの大切な作業で、理由は色々あるみたいですが、ジャガイモは根でなく茎に出来るので茎を地中に入れたい(芋の緑化を防ぐ)のと厚めに培土することで地中の温度を保ち育成を促進させるのが大きな目的かと思います。

  中耕の役目もあるので土寄せしながら畝の谷の部分を耕すと良いみたいです。

  目安としては2回程度に分けて、山と谷の高低差が25cm程度を目安に寄せる様ですが、シンシアは特に倒れやすい事もあり、回数にこだわらずしっかりとやりたいと思います。

 

 6、収穫

   葉が黄色く色づいてくる頃に収穫するのが基本。それより早いと新じゃがと呼ばれ、皮が柔らかいものになるが保存性は落ちるそう。

   逆に、完全に枯れてから収穫すると保存性は高くなるらしい。

   保存性を上げるには掘り返した後、暫く畑で乾かして土を落とすのが大切。

   ただし、日光に当てすぎると緑化するのでNG

 

   大体植えつけてから100日が目安となるので梅雨時期に被らないように植えつける(今回早速やらかしてます……)

 

とりあえず、今日はここまで。

これからも進捗に合わせて更新していきます。

 

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