本日紀元祭。それと、先日たまたま立ち寄った食器屋さんに素敵な花器があったから思わず買ってしまった話
こんにちは。
関東では先日までの寒さが緩んできましたね。
畑も雪と霜柱で土がふかふかになっていました。
畝立てという程でもないけれど、とりあえず通路くらいは作らないといけないなぁと感じつつ、なかなか日程が取れない今日この頃です。
……言い訳ですね。
さて、本日は紀元祭です。
巷では建国記念日といわれていますが、皆さんは我が国の建国がいつだかご存知でしょうか?
占領から主権の回復した昭和27年(1952)?
それとも今年150年を迎える明治維新のあった慶応4年(1868)でしょうか?
ちなみに今、オリンピックを開催していますが、出場の世界の国々の例を挙げますと
朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国の建国は1948年
中華人民共和国の建国は1949年
アメリカ合衆国の独立宣言は1776年
ロシアは記憶に新しく、1991年です
ヨーロッパですとフランスという国名が長く987年にフランス王が誕生して以来、数度の王朝の変更、革命等を経て、国土も変化していますが、フランスという名前は変わらず1031年残っています。
閑話休題。
日本は紀元前660年に神武天皇が即位されて現在、皇紀2678年になります。
神話の時代の話も入っていますが、それを除いても十分、世界で最も古くから続く国と名乗っても良いと思います。
まぁ、難しい話はおいておき、年に一度の節目の日ですので、
自身の誕生日に父母に思いを寄せるように、我が国の歴史を顧みて
この一年自分が公の為に何を成すかの指針を立てたいと思います。
で、ついでにもうひとつ。
タイトル通りのお話なんですが、昨日近くの商店街に行きましたらちょこっと良さそうな食器屋さんがありまして。
ついついフラフラと吸い寄せられしまったんですね。
そこで見つけたものがこちら
美濃焼きの天目花器だそうです。
天目というのはこの色の上薬を指すそうなんですね。
(てっきり上部に目の様な穴が開いてるからだと思っていました・・・汗)
この写真だとよくわかりませんが、奥行きは薄く、流れのあるシンプルな緑が映えそうな花器です。
もうひとつは陶芸作家の岩田智子さんの作品で「くさのうつわ」です。
ひとつじゃなくて三つですが・・・
コンセプトは「道の脇に生えている、ただの草でも気軽に生けられる花器」 との事です。
昭和天皇は「雑草という名前の草は無い」とおっしゃったという有名な話がありますが、
これを機会に畑に生える作物以外の植物を調べていこうかと思います。
現在、引越しでばたばたしており、なかなか飾る事が出来ませんが、機会があったら定期的に載せられればいいなと思ってます。
以上、無理やり2つの話題をくっつけてしまいましたが、今日はこの辺で。
E3
種子法廃止
こんにちは。
私はいくつかのブログやニュースサイトをRSSリーダーに登録をしていますが、その中で種子法についてちょっと書かれていたものがあったので良い機会なので話題にさせて頂きます。
植草一秀氏の
植草一秀の『知られざる真実』というブログにある
という記事です。
一応お断りを入れさせていただくと、
私は植草一秀氏の 考え方に全面的に賛成をするものではありませんし、安倍政権がどうのとか、誰々がどうだとかそんな話は論じるつもりはありません。
話題にしたい部分はそこでは無いのでそういう部分をことさら論うような事はしませんし、ブログ内で色々紹介されている本もいくつかしか読んだ事が無いので特に触れません。
しかし、「水」・「種子」・「教育」これらがとても大切なものであるという事は自明です。
上記で言われているように「私たちの命と未来を支える根源的なもの3つ」という物にするかどうかはそれぞれの考え方があるでしょうが、
この3つのうちどれが欠けても重大な危機に陥るという事は想像に難くありません。
また、上記ブログで言われているように
「民営化」「グローバル化」とは自由競争という名の強者が弱者から搾取する新しい種類の利権に他なりません。
日本では今実際に、
・水源のある土地を買い占める外資企業・外国籍企業・外国人がいます。
・本年4月1日に種子法が廃止されます。
・震災復興といいながら大規模経営型の農地へと作り直し、農業ができるのは農業法人ばかりで、元々の農家さんにプレハブ小屋に住まわせ続けている状況もあります。
どれも、直接的に大きく現状が変わってしまう。というような出来事ではないかも知れません。
しかし、そういう流れの中で少しずつこの国が侵されているという認識を多くの人が気づかなければならないと思います。
日本人の国民性として、「ながれに任せる」「空気を読む」と言うものがありますが、これは良い面と悪い面があります。
「他人の話」「国レベルの話でしょ」では済みません。
ご自身の預金がいつの間にか流出しているのと同じだけの危機感を持つべきだと私は感じています。
まずは手始めに「種子法廃止」「モンサント社」を調べてみてください。
また、浅学菲才な私です。
皆さんがご存知の中で興味深いもの、勉強になる事があったら是非コメント等で御教示いただければ幸いです。
E3
以下追記(平成30年1月30日)
少し前の記載ですが、こちらもRSSリーダーに登録させていただいている種屋さんのブログです。
以前拝見した記憶はありましたが、探す事ができたので載せさせていただきます。
あとはこういうお話も
本題は種子法に絡めて「グローバル化」って良い物なの?
という提言でしたが、追記に伴って自分自身でも少し考えさせていただきました。
私自身の現時点での考えでは、
・種子法自体は戦後、食料の安定供給を目的に制定されていたのもで、必ずしも現代に合致したものではない。
・稲作は日本の文化的基盤であるので、全てを民間にしたら良いというものでもない。
・現状の農家を自由競争に入れたら呑まれてしまうのではないかという危惧がある。
・大手企業だけではなく、小規模でもその地域に根ざした在所の作物や作り手を大切にしたい。
ということで、廃止される「種子法」に代わり、小規模の農家、伝統の種子等を保つ仕組みがあれば良いのではないかと考えます。
勿論、そこで生まれるものが新たな利権とならないようにする必要があるとは思いますが、グローバル化の名のもとに価値観を押し付ける社会が広がって行くよりは、もっと地域や文化の多様性を大切にする社会としたいと思っています。
E3
栽培作物
こんにちは
お正月もひと段落つき、そろそろ今年の目標なども概ね定まってきた頃でしょうか?
私は、今年か始める畑の作付け計画を素人ながらに考え始めました。
実は昨年のうちにいくつかは注文してしまっていたんですが、備忘録を兼ねて栽培予定の品種を書き連ねさせていただきます。
まずは緑肥から。
黄花のちから シロカラシ
花は黄色で草丈は開花期で1m以上になる。
播種期は9~10月(開花3~4月)、3~4月(開花5~6月)。
条まきかバラまきする。
畑の北、東の境に条まき、畝間に他と混ぜてばら撒きで試してみるつもり。
冬野菜用の畝にも播種予定。
草丈30cmほどになる。耐暑性の低い一年草。
播種期は9~10月で翌年4~6月が開花期
とりあえず、畑の南に条まきで畑全体に薄めにばら撒きしてみる予定。
ライ太郎 ライ麦
超極早生、播種期は3~5月、9~11月
畝間に条まきする他、あまりは畑全体にばらまきをする予定。
とここまでが注文済みの緑肥です。
クリムソンクローバーの時期を間違えた気もしないでもないけれど…まあ、いっぺんに蒔いてみようかと思います(笑)
作物としては
東京南瓜(芳香青皮栗)
日本での栗南瓜の元祖らしい。
固定種を育成し自家採種していくのも目標なので非常に楽しみな品種。
播種期は4~5月
畝間3m、株間1mに数粒ずつ点播。うちの畑ではとうもろこし畝の東側に蒔く予定
主枝に着果し分枝力も弱いので剪定せずに放任栽培で育てる。
…放任栽培いい響きだ(笑)
東京五角 オクラ
これも固定種。播種期は5月。
オクラは直根で植替えで痛みやすいので基本的には直播する。
今までもベランダ菜園等で作っていたので難易度は比較的低め。
10センチ以下の若い莢で収穫するのがいいらしい。
適正株間は30~50という事だが、あえて狭めで二本仕立てでやってもいいかもしれない。
ディル
せり科の一年草。ハーブの一種なのですが、ロシアに行ったときに色々な料理に使われていたり、サラダに入っていたりしてとても気に入ったので育ててみようと思います。
播種期は一応あるようですが、夏以外は大抵育てられるとの事なのであんまり気にせず、色々試しながら蒔いてみようかと思います。
トウモロコシと相性が良いみたいなので、当初はトウモロコシエリアで育てる予定。
ちなみに種購入時には気がつきませんでしたが、人参、コリアンダーと交雑したり、種の形成が妨げられたりする事があるそう…。どっちも育てるつもりなんだけどなぁ。
パクチーもコリアンダー(種)も好きなので栽培予定に上がってきました。
種も採るつもりなので、育った外側の葉から収穫。種が出来たら刈り取って乾燥。
ただしデイルとの関連性がどの程度出て来るか未定な為様子を見ながらやろうかと思います。
バジル
バジリコ・ナーノという品種をやってみようかと思います。
バジルはベランダのプランターでさえワサワサと育ってしまったので、地植えにしたらどうなってしまうのだろうとは思いますが、トマトのコンパニオンプランツとして育ててようと思います。
とりあえず、上記3つのハーブ類は勢いがどれくらいになるかもわからないと、どこに植えるかまだ決めかねているので、ポット苗を育ててから植えつける予定です。
ネギ
家庭での使用頻度の高いネギも栽培したいと思っています。
ジャガイモとの交互栽培の予定で、品種は「ふゆわらべ」というのをやって見ようかと思います。
夏まきで育成期間が短いという事なのでうまくいけばジャガイモとのタイミングが良いのかなと思っています。
大根
普通のサイズの大根のほか、「ころっ娘」というミニ大根を育ててみようかと思います。
家庭での消費のしやすさと、それなりに密植出来るかもと思って選びました。
自然栽培・農法では作物の株間、畝間のバランスが大切であろうと思いますので、色々と試しながらやってみたいと思います。
この他にまだ、品種は決めていませんが、人参、ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ
きゅうり、ジャガイモ、さつまいも、里芋、しょうが、なんかをまずは植えて行きたいと思っています。
今日はここまで。
E3
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
本年より、畑をお借りしての百姓修行に邁進したいと思っておりますので、
皆様どうぞ、なまあたたかく見守って頂ければ幸甚です。
本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、節目、節目を大切に日々の生活を送る気持ちはありつつも、
年が明けて2週間もたって何を今更と、我ながら思う今日この頃ですが、
おかげ様で、この間に畑の畝をどう立てるかを十分悩むことが出来ました。
私が目指す農法は極力「耕起」せず、「無農薬」、「無施肥」としたいと思っています。
そのため、今回畝を立てれば、暫くはそのまま行く事になるだろうと考えています。
そのため、今回の計画は、まあ悩みました(笑)
計画の指針とするのは
「自給自足の自然菜園12カ月 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方」
という竹内孝功氏による書籍
完全版 自給自足の自然菜園12カ月 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方
- 作者: 新田穂高,竹内孝功
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
これですね。
この本をベースに色々と試行錯誤をしていこうと思います。
簡単に内容を紹介させていただくと、広さ、作業に使える時間に応じた栽培計画や、自給という観点でのおすすめな作物の割合等から始まり、各作物の育て方まで、凡そ自給生活を始める上での必用な事が書かれております。
特に私には、畝立てする計画や年間の作業計画を立てる際にとても参考にさせて頂きました。
既に付箋をベタベタ貼り、書き込みも多くしてしまっていますが、今後もこの本は私の教科書の一冊となってくれる事と思います。
んで、私が考えた畝と作付けの計画ですが……
こんな感じです。
図で見ると上が北になりますね。
そして、私の畑の特性として、
区画の一部が欠けたL字形になっているという事、
それと、北西のごく一部が隣に住宅があるため、
午前中の少しの時間、日陰になる事があるという事があります。
この図で見ると里芋、しょうがのあたりですね。
畝の幅や高さ、畝間の距離などは現地で調整する必要があると思いますが、限り有る広さですので有効に使えればと考えています。
夏畝、冬畝というのは、
それぞれ、夏野菜と冬野菜を育てて、連作障害を防ぐ為に一年ごとに場所を変える
予定です。
イチゴは子どもを遊ばせているときにちょっとあったら良いかなと思ったのと、
ニンニクは自宅での消費量は少ないものの、イチゴのコンパニオンプランツとして
の役目もかねる予定です。
さつまいも、ジャガイモ、ネギ、タマネギは我が家での食卓での登場回数も多く
生活の自給度を底上げしてくれる事を願っています。
とうもろこしは、畑をやったらまずやってみたいものでした。
固定種の物があまり無い事がネックですが、それでも、採りたてのとうもろこしという言葉の響きに抗う事は出来ませんでした(笑)
里芋、しょうがはある種実験的にどのくらいできるかを試そうかと思っています。
あまり、畑を空けないで様々な物が育てられれば良いとは思いますが、
ひとつ、ひとつしっかりと見ていきたいと思っています。
では、今日はここまで。
ありがとうございました。
E3
年の瀬
皆様、本年もお世話になりました。
師走の最中に開設させていただいた当ブログですが、来年には本格始動していければと思っております。
色々と思うところはございますが、今日からお正月の期間いっぱいは社員としての仕事が多忙になりますので暫くお暇を頂戴いたします。
それでは、皆様良いお年をお迎え下さい。
E3
畑を見てきました。
こんにちは。
世間はクリスマスムードで一色ですね。
昨日は土曜日でしたので「クリスマスイブ・イブだね」「メリークリスマス!!」
なんて乾杯をした方も多いのではないでしょうか。
そんな中、我が家は安定の「天皇誕生日だね」「弥栄(いやさか)!!」でお送りしております。
…サンタさん来ないかなぁ。
という事で、
昨日、地主さんに畑を借り受けるご挨拶に伺いました。
んで、畑です。
場所は千葉県のふなっしーがいる所。
ちーば君でいうと口からあごにかけてのあの辺にあります。
約5メートル四方の区画が3区画、L字型にくっついています。
わかりにくい写真で恐縮ですが、この草が茂っているエリアになります。
もう枯れていますが、いちばん目に付く草は「エノコログサ」ですね。
ネコじゃらしって呼ばれるあれです。
その下にもいくつか草が見えていますが、この写真を撮った日は前日の夕方で、あまり時間もなく未確認です。(不勉強の言い訳)
昭和天皇が「雑草と言う名前の草は無い」と仰ったエピソードは有名ですが、
私も、この畑に生きる様々な生き物の事を勉強しなくてはと感じています。
まずは、来年からの計画を色々と考えようかと思います。
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楽農家~百姓未満ブログ はじめました
はじめまして
「自然の恩恵に感謝して、全ての生き物と繋がる農」
人間が作物を作る業ではなく、自然を楽しみ、自然に育てていただく「楽農」を目指す
『楽農家』こと百姓未満のイーサンと申します。
イーサンっていう名前は勿論本名じゃありません。
ほんとの名前は誰にも教えちゃなんね。ってばっちゃが言ってだ。
…… それはそうと、このあだ名(ハンドルネーム?)以前ランニングしている時にかけていたOakley(オークリー)のサングラスがどこぞのスパイに似ているって事から友人の間で広まったので今も使わせていただいております
もう一度言います
「Oakleyのサングラスがどこぞのスパイに似ている」
(かけている人が似ているとは全く言われていない)
…… つぎ、行きましょか。
生まれは千葉県、年齢は30歳と少しで、千葉には高校を卒業するまで住んでいて、最近再び千葉県に戻ってきました
今は都内でサラリーマン生活の傍ら、日本の文化を学びつつ、その中でも、八百万の神に感謝して生きるという生き方に共感し、それを少しでも実践していきたいと考えています
その実践にはやはり自然に触れることが重要であると考え、それにはまず「農」であり「百姓」だ
という事で千葉に戻ってくるなり畑、借りちゃいました(笑)
もちろん、そう大きい面積ではありません。3坪位の小さな家庭菜園規模を3区画だけですが
まだ、どんな事になるか全くわかりませんが、それやらこれやらを雑多な感じで個人的なメモ、備忘録、記録の様に綴ろうと思い立ち、このブログを立ち上げる事といたしました。
私が目指していきたい農法(というのもおこがましいので)家庭菜園の栽培方法は現在主流の肥料を鋤き込み、農薬を散布するいわゆる「慣行農法」ではなく
福岡正信 氏や 木村秋則 氏が提唱した、不耕起・無施肥のいわゆる「自然農法(栽培)」というような方法で、つまり自分では耕さないし、肥料もあげない、全部自然の営みに任せてしまって我々人間がするのはそのお手伝いだけの
楽しく楽チン「楽農」をやりたいと思っています。
とはいっても、全くの実験的なスタートですし、私自身浅学の身ですので試行錯誤の道をここに綴らせて頂くことになるかと思います。
自分自身いろんな所へ興味がとっ散らかっていて、尚且つ文章もとっ散らかっているこのブログがどうなるかわかりませんが、晴れて未満が取れて本物のお百姓さんになれたときには、この記録が皆様にとって何らかの形で役に立つ事ができていればとも思っています。
これから暫くお付き合いいただければ幸甚です。
宜しくお願い申し上げます。
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