猟銃 12番スラッグ装弾撃ち比べしてきました。
こんにちは。
昨年おかりしていた畑を返納してから、めっきり農作業から足が遠のいております…
今回の内容は鉄砲…猟銃のお話です。
私が所持しているのは、
米国レミントン社製のM870という銃です。
詳しい話を書くとそれだけでいっぱいになるのでそれは機会があれば書くとして、
870については以下のリンク ホットサンドメーカーで話題のリロ氏さんのページが有名ですので張っておきます。
ちなみに、日本の猟銃には、「ライフル銃」「散弾銃」「ライフル銃及び散弾銃以外の猟銃(ハーフライフル)」という区分があり、私の持っているのは「散弾銃」です。
ここでも詳細省きますが、ようするにライフリングの全くない鉄砲ってことです。
そして、今回使用したのは固定チョーク 銃身長26インチ スキート銃身です。
チョークというのは銃口の絞り度合いで、これによって散弾の広がり具合が変わります。詳しくはググってください(笑)
で、本題ですが
今回、近隣の銃砲店にあったスラッグ弾を撃ち比べてみました。
種類は以下の6種類です。
Red Bird レッドバード
・Target ターゲット (フォスター)
・Field フィールド(ワッヅ固定フォスター)
Remington レミントン
・RXPTarget(ブリネッキ)
Rottweil ロットウェル
・Brenneke (ブリネッキ)
Federal フェデラル
・Vital shok バイタルショック(フォスター)
・Power shpk パワーショック(フォスター)
価格は大体一発180円~340円くらいだったかな?
サボットと比べれば安いけれど、改めて考えると財布への負担は無視できませんね…。
なお、今回使用した的はこれです。
射撃業で買う的よりかなりリーズナブルかつ高性能な一品
射撃の結果はRangeBuddyというアプリ(iosだとSubMOAという名前)
を使って記録しています
使い方については上記の作成元のサイトで見られますが、
日本語ではカカシさんのブログが詳しいです。
また、使用したスコープは Leupold VX-3 2.5-8×32 hundgunというスコープです。
日本国内の流通はほとんど無く、米国から購入しました。
アイレリーフの長いスコープでいわゆるスカウトスコープ的な使い方を期待しています。そのあたりの事も書くと長くなりそうなので、またの機会といたしますが、
今回の射撃でかなり良好な結果でしたのでしばらく使ってみようかとは思います。
では本題の撃ち比べ記録です。
今回の目的は銃身と弾の相性確認が主眼ですので射撃場備え付けのレストバックをお借りしての射撃です。
(本当はしっかりしたガンレストがあると良いのですが、予算も保管場所もないので…)
まずはスコープのゼロインも兼ねて
・レッドバード ターゲット (フォスター)
射撃場で購入できる比較的安価な弾ですが、それなりにちゃんと中るイメージなので
ゼロインに採用しました。
左の3発がゼロイン前の点検射
右の7点圏の2発が1回目の修正
左の6点、8点圏の2発が2回目の修正
3回目の修正をして最後の3発が結果です。
グルーピングサイズ(CTC)は61mm
点検射、修正射の状況からすると、もう少しまとまってもよかったかなという気はしますが、そのあたりは弾の性能ではなく射手の腕だと思います…
個人の主観ですが、撃った感触は「ば~ん」って感じ
反動の強さ★★★★★★☆☆☆☆
反動の速さ★★★★★★☆☆☆☆
弾の抜け方★★★★★☆☆☆☆☆
とてもオーソドックスな撃ちやすい弾だと思います。
・フェデラル バイタルショック(フォスター)
つづいて、同じくフォスタータイプのフェデラル
バイタルショックは弾頭の後ろにあるくぼみの部分にプラスチックの弾が入っているようです。
それでどんな効果があるかはわかりません…。
グルーピングサイズ(CTC)は118mm
撃った感触は「バンっ」って感じ
反動の強さ★★★★★★☆☆☆☆
反動の速さ★★★★★★★☆☆☆
弾の抜け方★★★★☆☆☆☆☆☆
同じフォスターでも、レッドバードターゲットに比べると少し雑な感触。
・フェデラル パワーショック(フォスター)
グルーピングサイズ(CTC)は54mm
撃った感触は「ばんっ」って感じ
反動の強さ★★★★★★☆☆☆☆
反動の速さ★★★★★★★☆☆☆
弾の抜け方★★★★★☆☆☆☆☆
同じフェデラルで傾向は似ているけど、バイタルショックよりも素直な印象
スッと抜けるのは撃っていてわかるけど、レッドバードターゲットと違うかと言われたら、多分よくわかんないw
・レミントンRXPターゲット(ブリネッキ)
グルーピングサイズ(CTC)は209mm
撃った感触は「ズぼん」って感じ
反動の強さ★★★★★★★☆☆☆
反動の速さ★★★★☆☆☆☆☆☆
弾の抜け方★★★☆☆☆☆☆☆☆
なんか弾が重くて暴れる感じがする。
・ロットウェルブリネッキ (ブリネッキ)
グルーピングサイズ(CTC)は76mm
撃った感触は「ズボん」って感じ
反動の強さ★★★★★★★☆☆☆
反動の速さ★★★★☆☆☆☆☆☆
弾の抜け方★★★★★☆☆☆☆☆
弾の重さみたいなのは感じるけど、暴れる感じはなく素直に出る
・レッドバード フィールド(ワッヅ固定フォスター)
グルーピングサイズ(CTC)は87mm
ただし、一発大きく外したので、それが無ければ9点圏に収まるか
撃った感触は「スぱん」って感じ
反動の強さ★★★★★★☆☆☆☆
反動の速さ★★★★★★★★☆☆
弾の抜け方★★★★★★★★☆☆
撃ったのはレッドバードターゲットの後だったが、「あ、早い」とすぐに感じた
抜け方も「あ、出たの」とほかの弾から頭一つとび抜けて早い感じ。
以上、6種類のスラッグ装弾の撃ち比べと所感でした。
また、銃身が変わったり、撃ち方が変われば結果も変わるかもしれませんが、とりあえずは、身近に手に入る装弾での感触と結果がわかったので良かったです。
ちなみに、ロットウェル ブリネッキとレッドバードフィールドがそれぞれ5発残っていたので最後に立撃の練習
制限時間なし、居銃が決まらなかったら一度構えなおして、当たるところだけで撃ったからレストと比べてそうグルーピングは悪くなっていないかな。
的紙が一枚しか残っていなかったので、5発撃ったところで的を確認して、そのままもう一度射撃してまとめて10発。
ロットウェル ブリネッキ
グルーピングサイズ(CTC)は149mm
フリンチを起こして一発大きく下に外してしまった。
レッドバードフィールド
……グルーピングサイズ(CTC)は12mm!!
50mとはいえレストでも出なかったワンホール。
ちなみに、何度確認しても4発分の弾痕しか判別できなかった。
レッドバードフィールドは撃ち味も良いし、手詰めする弾のとりあえずの目標点が決まった感じだ。
とりあえず今日はここまで。